ココロを動かすコンテンツ

ものかたり製作所は、人物史や社史を制作させていただいていますが、PRのためのリリースやメディアにお渡しする資料やコンテンツの制作も、企画から行っています。


そこで、いつもお話すのが


広報・PRが発するのは、「情報」

社長や経営者がやりたいのは、「知ってもらうこと(できれば興味を持ってもらい、さらにできれば選んで欲しい)」


広報PRの皆様がご依頼いただく際に、どうしてもかけがちなことが、この視点です。

ちょっと古いですが、昨年ごろからご紹介させていただいている事例です。


2018年10月ごろ、日本の大企業2社であるTOYOTAとSOFTBANKが、MONET(モネ)というJV(ジョイントベンチャー)を立ち上げる発表をしました。

もともと、CES(アメリカの家電やIT、テレコムを含む総合展示会)でTOYOTAがe-pallette構想というものを掲げていたので、ずーーーとそういったことを追いかけ、状況を理解している人からすると、背景が分かったかもしれません。


ちなみに、その時のリリースは以下のようなものです。

双方が情報発信しているので、そのレベル感が違いますが、



TOYOTAの発表

右側がe-pallette構想のときに提示されたビーグル(乗り物)









SoftBankの発表

TOYOTAがモビリティ

SoftBankがAI


モビリティAI革命?





TOYOTAの発表


交通インフラの課題が解決されるらしい









TOYOTAは車両データ

SoftBankは人流データを提供するようだ












とにかく、何かすごそうです。

なんせ世界のTOYOTAといまや日本だけでなく世界進出したSoftBnakです。

自動車会社と通信会社が合体したら、なにかしてくれるでしょう。。


このニュースが流れて2週間以内で、周囲の「ビジネスマン」といわれる方々(主に1部上場企業で役職者が中心)で50名ほどに質問してみました。


おおよそですが、ニュースをご存知だったのが4割くらい。さらにその中でこの提携がどういう意味をもつのかを説明していただけたのがお二人でした。2/50です。


ちなみに、このリリースがされた同じ日に、WBS(テレビ東京のワールドビジネスサテライト)で解説がされていました。ちなみに、上記のお二人のうちお一人はこの番組をごらんになっていました。


それが、こちらです。


ソフトバンクは、VISIONFUNDという10兆円とも言われるファンドを通じて、世界の4大ライドシェア会社であるUBER(これは有名ですね)、DiDi(中国最大のライドシェア)、Grab(東南アジアで撤退したUBERを買収し実質一人がち)、OLAの筆頭株主になっています。


そして、これら4社はライドシェアの9割のシェアであり、かつ、一日あたりの利用者が、JR東日本の2倍なのです。

世界でも最大級の交通機関といっていいでしょう。


つまり、今回の提携は


世界最大の交通機関オーナー(が持っている)の日々増えていくデータと、その交通機関そのものと


交通機関のプラットフォーマーになっていく自動車会社の提携、だったのです。


こういった情報を世の中に、社内に発信していくときに、その情報やコンテンツを受け取った人が、どういうリアクションをしてほしいかによって、書くべき内容をかえる必要はありますが、それにしても「言外」にあって、WBSで発表した内容の方が、ぱっとわかり、インパクトも大きく、また、もし自分が企業だったらなにか行動を移しやすいと思います。


コンテンツのデザインと読んでいますが、この例のように、じぶんが発したい、話したい内容と、つたわ」る・伝わるべき内容には差があります。


そこを、要素分解し、組み立てなおしながら、ひとのこころに残る「ものかたり」の制作をしていくこと。

それが私たちものかたり製作所の仕事です。









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